人を語らずして介護を語るな THE FINAL 誰かの赤い花になるために

大人気ブログ「masaの介護福祉情報裏板」、待望の書籍化第3弾!!
「人を語らずして介護を語るな」シリーズ完!!
著者 菊地雅洋
発行 ヒューマン・ヘルスケア・システム
価格(税込) 1,980円(税抜価格1,800円)
体裁 四六判 256ページ
発行日 2013年2月15日
ISBN 978-4-902884-22-7
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人を語らずして介護を語るな THE FINAL 誰かの赤い花になるために

目次

第1章 道標のないたび人生――社会福祉援助者としての自分史を振り返りながら【書き下ろし】 第2章 制度改正総括――住まいとケアの分離は求められる将来像なのか?【書き下ろし】 第3章 立ちはだかる壁に向かって ● 第5期介護保険事業計画は介護崩壊の始まり?
● 福祉につきまとうスティグマ
● 特養のケアサービスに集団生活の論理は通用しない
● 腐った利用者本位論
● 社会資源の中身を知らないとケアマネジメントはできない
● 介護支援専門員の質議論に欠けているもの
● 地に堕ちた相談援助職
● 行政指導に対する事業者の心構えは間違っていないか?
● たずたずし……。

第4章 介護の現場に求められるもの ● 僕の失敗談――価値観の押しつけは生活障害そのもの
● できることを最大限したのだろうか?
● 愛を積む
● 介護サービスの現場に求められる顧客サービスという意識
● 看取り介護期の「あきらめない介護」
● プログラムを生かして暮らしを作るのか、プログラムに埋没し個性を殺すのか
● 面会制限をすることがケアなのか?
● 職員教育のあり方を考える
● 生活の個別性・専門性に向き合える相談援助者であるために。

第5章 介護力を豊かにする方法 ● 自己覚知を促す方法を模索して――masa式演習授業
● 専門職として、文章力を磨く習慣を作ろう
● 相談員は蟻の目と鳥の目を持つべき職種
● 経験の生かし方
● 前例主義は一種の怠慢
● 叱られる意味を考えることが成長動機につながる
● 「その人らしさ」という言葉を軽々しく使っていないか?
● 思いを言葉にしてください。
● 事実を伝える責任。事実と向き合う人を支える責任
● 認知症の人々のデジタル思考に合わせることで変わるもの
● 認知症高齢者のケアに呪文は通用しない

介護歳時記 ● 介護者に向く性格って何
● Againの心
● innocent(イノセント)
● 思いを寄せる先に見えるもの
● 心を殺されたくない
● 長い爪――家族の思い
● 医療の現場における説明責任を考える
● 母の一年
● 会いたい人がいて、行きたい場所ができ、生きたいと思う。
● 大切な言葉、それは「ありがとう」
● 夕日が美しい理由

あとがき ● 誰かの赤い花になるために【書き下ろし】

著者プロフィール

菊地 雅洋(きくち まさひろ)
1960年北海道生まれ。北星学園大学文学部社会福祉科卒。
社会福祉法人登別千寿会理事、特別養護老人ホーム緑風園総合施設長を経て、現在北海道介護福祉道場・あかい花代表。登別市介護認定審査会委員、北海道地域密着型サービス外部評価員など。社会福祉士、介護支援専門員、家庭生活総合カウンセラー2級など。
BBS「介護・福祉情報掲示板」及びブログ「masaの介護福祉情報裏板」が介護関係者の幅広い支持を得ている。全国各地の講演会、シンポジューム等において講師を多数務める。趣味は「日本ハム・ファイターズ」と言ってはばからない熱烈なファイターズファン。著書に「人を語らずして介護を語るな」3部作(小社刊)、「介護の詩 明日へつなぐ言葉」(小社刊)ほか。

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